秋田県のUIターン支援・仕事・就職情報
秋田県の雇用環境
全国的に見て少子化の流れは止まりません。秋田県も例外ではありません。
というより、少子化の流れの中で、15歳〜64歳という生産年齢人口が日本一の速さで減少しているそうです。
これはどのように影響するかと言うと、中長期的には労働力不足になる可能性があり、これが長引けば秋田県の経済成長が阻害され、労働需要と供給の両方が低下しながら成長率が長期的に伸び悩むリスクがあるそうです。
このようなことから言えるのは、労働需給面では製造業・非製造業も含め成長セクターを育成して、雇用の場を増やさなければならないということと、労働需給に対して供給の成約により成長セクターの成長が阻害されないよう、就業・定住支援などで人口流入の促進や就業率の引き上げ(女性や高齢者の労働参加の促進)が必要だそうです。
そして、一段の生産性向上に向け、具体的な施策を展開していかなければならないということが下記に載せられています。
参照:日本銀行秋田支店
■秋田のUIターン支援・仕事・就職情報
公益財団法人秋田県ふるさと定住機構
秋田県の若者が県外流出していっているという現状が長く続いているのですが、これに歯止めをかえることを目的に「公益財団法人秋田県ふるさと定住機構」が設立されました。
この組織は、Aターン(U・I・Jターンの総称)就職を支援することを、秋田県内の各ハローワーク、Aターンプラザ秋田(秋田県)と連携して事業を行ってます。
Aターン希望の方へ
AターンとはU・I・Jターンの総称です。秋田県内でのみ言われています。
Aターンを希望する人は「Aターン登録」を行うことによって、求人情報の提供がされたり、Aターン希望者の採用に積極的な企業を掲載した「企業ガイドブックあきた」を年1回提供されるなど、就業するうえでの特典が与えられます。
また、Aターン就職の際、登録されてる方が県内企業との面接に要した交通費が助成されます。
他にも、各種のイベントや定期的に開催している「ふるさと就職相談会〜Aターンフェア〜」の案内、個別相談会等も用意されています。
詳しくは「Aターン登録制度のご案内」でご確認ください。
■関連情報
定住支援・Aターン(U・I・Jターン)就職(秋田県公式サイト)
■関連記事
秋田県の産業
秋田県の産業の特徴を紹介致します。
農業
農業生産額は約1,760億円です。
最も知られているのは「あきたこまち」でしょう。
秋田県は米の収穫量が国内で3番目に多い県です。この米を中心に各種の野菜やりんご、牛肉、牛乳なども盛んに生産しています。
農業生産の比率は以下のようになります。
- 米・・・約1,020億円・約58%
- 牛乳・食肉・・・約296億円・約17%
- 野菜・・・約275億円・約15,6%
- 果実・・・約81億円・約4,6%
漁業
漁業に従事している人口は、平成20年のデータを見ると約1,260人です。
秋田県では、漁獲量を安定させる取り組みとして、はたはたの自主規制やひらめやたいの放流事業を積極的行っています。
それにより、近年では少しずつ回復傾向にあるそうです。
林業
秋田県は総面積の70%以上が森林です。
天然秋田杉は、木曽のヒノキ、津軽のヒバとならび日本三大美林として有名です。
木材の生産高は日本で4位になります。
この木を利用してきのこ栽培も盛んに行われています。
鉱業
秋田県は精密部品を作る工場が増えているそうです。
工業団地や郊外には技術研究所等が集められています。
過去には、PC等に不可欠な固定コンデンサの出荷額が全国1位になったこともあります。