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田舎暮らしに成功する人

2016/09/10

田舎暮らしは誰でも成功するわけではない

田舎暮らしを成功する人とはどうのような人なのか考えたことはありませんか?
田舎暮らしを初めてもだれでも成功している訳ではないのです。

移住地として人気がある沖縄を例にとってみると、過去には1年間に25000人程が沖縄に住民登録し、同じ年に約1割くらいしか残らなかったそうです。

もちろんその全てが移住者というわけではありません。長期出張に来ていた人が帰った数も含まれていますし、沖縄に住んでい人が県外に出ていった数字も含まれています。

しかし、住民票を移した人の大半は恐らく移住者でしょう。それは容易に想像できることだと思います。
そう考えると出て行った人の大半も沖縄移住を断念した人ではないかと予想できます。

これは沖縄に限ったことではないようで、憧れと甘い気持ちで田舎暮らしを始めた人はどうしても失敗するのです。

では成功とはどういのことかというと、成功とはあくまである程度その地に定住したことを指します。

定住といえる期間を計る目安としては、住民票を移してから5年以上生活した場合のことをいうそうです。移住を始めることは容易でも、続けることは意外に難しいということなのです。

田舎暮らしに成功する人とは

私が知る限りで移住に成功した人は下記のような人でした。
これは、あくまで一例ですし根拠を保障するものではありませんので予めご了承ください。

海や山が何より好きで低収入でも気にならず、ある程度楽天的な人。あるいは海や山での趣味が目的で移住する人。

サーフィンをするために移住してアルバイトをしながら生活している人は意外にいます。また、趣味が講じてネイチャーガイドをしている人とか、マリンスポーツ関連の商売で生計を維持しているような人。沖縄や種子島、屋久島、奄美大島、小笠原、等、南の島では良くあることです。

現地で見つけた仕事以外にサイドビジネスが有る人。あるいは現地である程度安定した収入を見つけた人。

現地で仕事を見つけても生活するのにぎりぎりでは、田舎に仕事を見つけに来たのと同じような気持ちになり「こんなはずではないのに」などという気持ちが出てしまいます。

そうならないためには、安定した収入の仕事を見つけるか、サイドビジネスを持つしかありません。いくら綺麗ごとをいっても、先立つものはお金ということです。

現地に恋人が出来た人。

愛のためにはがんばれる、あるいは愛がある間はがんばれる、ということでしょうか。
中には現地の人と結婚をして定住している人もいます。
特に女性の場合が多いようです。

田舎暮らしに明確な目的がある人。

例えば、子供の病気を治すため環境の良い田舎に引っ越した人とか、特定の地域でしか出来ない農産物などの生産や販売に着手する人、過疎地などの地域貢献に目覚めた人、食糧危機を真剣に捉え自給自足を本気に目指す人、等です。

子供のアトピー性皮膚炎を直すため空気が綺麗な田舎に引っ越した人、熱帯果樹の農園を経営したくて南の島に移住した人、自給自足を目指している人は出会ったことがあります。

都会の生活に心底嫌気が指した人。

ストレス社会と言われるほど、現代社会は何かとストレスが蓄積します。
あまりにハードな仕事でのストレスや、あるいはリストラで仕事が無くなり道が開けない人は、うつ病になりかねません。
私の周りにも田舎暮らしで元気になった人がいます。

定住促進制度を上手に利用できた人。

定住促進制度では、安く借家を借りることが可能です。
ただし、数に限りがありますから、人気がある地域では順番待ちということになってしまいます。

各地に定住促進制度があります。いろいろな特典がありますから調べて見ることが必要です。

年金収入や不動産賃貸収入などで不自由なく暮らせる人。

年金で生活できればそれが一番です。
国内移住でも、海外移住でも容易に叶えることができます。
しかし何かの趣味や目的が無ければ飽きてしまいますので注意しましょう。

Uターン者やJターン者。

Uターンとは故郷に戻ってきた人です。
Jターンとは田舎に住んでいた人が一度都会に出て行き、また違う地方に移住したときのことを言います。このケースは、もともと田舎に暮らしていたため、比較的田舎の生活になじみやすいということが挙げられます。

なんとなく住んでいるうちにその地になじんできた人。

結局何処で暮らしても100%満足するということはないでしょう。
そもそもそんな所で暮らしているなら、移住しようなんて思わないと思います。
「住めば都」とは良く言われますが、このパターンは意外に長続きします。

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