奈良県のUIターン支援・仕事・就職情報
奈良県の産業の特徴
奈良県は、数々の寺社仏閣といった国宝建造物、仏教建造物や文化財等の世界文化遺産、古墳や京跡・寺跡といった特別史跡、国定公園や国立公園といった観光名所が多数存在している県です。
そのため観光産業が発達しています。観光客数は年間でみると約4000万人にものぼるそうです。
ただ、奈良県は観光がこのように発達しているわりには宿泊施設が少ないことでも有名です。
都道府県別でみると宿泊施設の数も客室数もほぼ最下位。
これは、言うなれば隣県に宿泊客をとられているということでしょうから、ホテルの誘致や旅館の建設がこれからのさらなる集客の課題になっていくのだと思われます。
奈良県無料職業紹介所
平成23年6月から無料職業紹介事業を実施しています。
「求職者登録」を行うことで、奈良県内の企業・事業所に就職を希望する人と、県内の企業との雇用のマッチング支援を受けることができます。
また、大学で開催しているUIターン就職セミナーに参加しています。
そこで、奈良で就職を考えている県外で学ぶ学生と対話し、奈良県内の企業への就職活動についてアドバイスをしています
詳細は「奈良県無料職業紹介所」をご覧ください。
関連情報
奈良県の第一次産業
奈良県の農産物では、すいかやいちご(あすかルビー)、柿、茶葉(大和茶)が有数の産地です。
また、吉野地域の湾幹部では、林業が基幹産業となっています。特に、「吉野杉」は奈良県を代表するブランドになっています。
奈良県で農業をはじめるには
奈良県の公式サイトです。
農業の担い手対策として、農業を始めたいと言う人に下記のような就農までの流れを紹介しています。
- どのような品目をどのような栽培方法で・・・資金や労力、目標所得や販路といった農業経営の根幹に大きく関わってきます。
- 経営規模・収支の程度は・・・奈良県では一般的に確保できる農地面積が小さいため、規模は小さくとも高い利益を目指す経営目標をおすすめします。
- 販路の確保・・・具体的な販路にはJAを通じての市場出荷や直売所、量販店との契約販売などがあります。
- 栽培・経営管理技術の習得は・・・研修先として、「農業大学校」や「新規参入者支援事業」。公財)なら担い手・農地サポートセンターでは、「イチゴスペシャリスト育成確保事業」を行っています。
- 農業を行う場所・・・一般に農業ではほ場の近くに住居を構えることになるため、「どこで農業するか」は「どこで生活するか」ということにもつながります。
- 農地の確保・・・費用などの面から新規就農では、農地は購入では無く、借り入れで確保することが一般的です。なお、農地確保の窓口は各市町村の農業委員会です。
- 営農資金の調達は・・・新規に就農する際には設備や機械、農地確保に多額の費用がかかることが一般的です。また経営が安定するまでの、当面の運転資金もあらかじめ調達先を考えておく必要があります。
- 人手の確保・・・あらかじめどの時期に、どのくらいの労力が必要になるかを把握し、必要に応じて家族に協力してもらったり、人を雇ったりする必要があります。
- 生活費・住宅の確保・・・一般に就農当初は経営が厳しく、農業収入のみで生活するのは困難です。そのため、就農に当たってはあらかじめ生活費として必要な資金を用意することが必要。
また居住地については就農地の近くにすることが一般的であるため、移住が必要になることもあります。